自分らしさの罠


自分らしく生きることは
とても大切なこと

「自分らしく」
「ワクワク」
「好きなことをして」

こんなフレーズを
最近よく耳にする

日本はこれまで
自分よりも全体のために
自分を抑えて
生きてきた人が多かった

だから、
心を解放する意味で
こうしたメッセージは
とても必要だったんだ

でも1980年代後半から
巷には十分な物資があふれ
人々の価値基準が変化してきた

その流れを受けて
社会に余裕が生まれ
全体から個への
意識変容が進んでいる

自分らしく生きるとは
自分勝手に生きると
いうことではない

自分らしさという
新しい箱に
自分を押し込んでは
ならない

自分をよく観察してほしい

あなたは
何のために存在して
いるのだろうか

あなたの命は
何に使うのだろうか

周りの価値観に
流されてはならない

マスメディアによって
創られた幻想の幸せ感に
自分を押し込んでは
ならない

自分らしさという
罠にはまることなく
あなたの本当を
生きてほしい

今日はここまで。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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