心は振り子
心は固定されておらず
絶えず揺れ動いている
不安なときは
その不安が増す方向に
どんどん揺れを増していく
悲しいとき
意識すればするほど
どんどん悲しくなっていく
嬉しいことは
ずっと続いてほしいと思うが
あるピークを超えると
自然に収束していく
振り子の揺れは
意識とともに増大し
ピークを迎えた後は
徐々におさまっていく
次にまた新しい感情が生まれ
別の振り子が揺れだす
この繰り返しの中で
私たちは生かされている
心を留めようとすると
そこには無理が働く
留めるのではなく
この揺れを感じること
そして
この揺れを俯瞰で
観察できるようになったとき
私たちは振り子の法則から
心を自由にすることができる
思い込むほど
信じ込むほど
振り子はエネルギーを得て
どんどん触れが大きくなり
私たちの感情を
コントロール不能な状態へと
陥れていく
心は揺れるもの
でもこれを観察することで
コントロールできるもの
今日はここまで。
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