青春


今日は一つの詩を
紹介したい。

青  春
サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく
心の様相を言うのだ。

優れた創造力、
逞しき意志、
炎ゆる情熱、
怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心,
こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。

歳月は皮膚のしわを増すが
情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、
狐疑、
不安、
恐怖、
失望、

こう言うものこそ
恰も長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、
その胸中に抱き得るものは何か。

曰く
「驚異えの愛慕心」
空にひらめく星晨、
その輝きにも似たる事物や
思想の対する欽迎、
事に處する剛毅な挑戦、
小児の如く求めて止まぬ探求心、
人生への歓喜と興味。

人は信念と共に若く
人は自信と共に若く
希望ある限り若く   
疑惑と共に老ゆる
恐怖と共に老ゆる

失望と共に老い朽ちる大地より、
神より、
人より、
美と喜悦、
勇気と壮大、
偉力と霊感を受ける限り
人の若さは失われない。

これらの霊感が絶え、
悲歎の白雪が
人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷が
これを固くとざすに至れば
この時にこそ人は
全くに老いて
神の憐れみを乞う他はなくなる。

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青春時代とは、若い頃のことを
指すのではなく、心の状態によって
決まることをこの詩は教えてくれる。

生涯青春を生きたいものだ。

今日はここまで。

blue-flames-of-fire


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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