認識力を上げる


私たちは

このセカイを

きちんと見ているようで

実はちゃんと見ていない。

過去の経験や体験

常識というフィルターに

ほとんど囚われていて

現実や事実ではなく

自分に都合の良い世界を

選んでいる。

 

これは

まるでフィルター越しに

世の中を見ているようなもの

 

よりきちんと現実を観るためには

己の認識力を上げなければならない。

 

認識力とは私たちの五感そのもの。

五感は同時に働いているようで

実は別の感覚を同時に働かせることは

できない仕組みになっている。

 

テレビを見ながら音楽を聴いているとき

すごい短時間の間に音と光の

シグナルが交互に脳に送られている。

 

その間隔がとても小さな時間なために

君たちの認識が別物と感じられず

同時に感じているように思えるんだ。

 

でも同時に二つの感覚器を使えば

それだけ個別の認識力は下がる。

 

それが五感すべてであれば

より認識力は低下する。

 

認識力を飛躍的に高める

もっともシンプルな方法は

ある一つの感覚に集中すること。

 

観ること

聴くこと

触ること

嗅ぐこと

味わうこと

 

すべて1点の感覚に絞って

丁寧に感じてみる。

 

この感覚に慣れていくと

今まで感じたことのない

より鮮明なシグナルを受け取る

ことができるようになる。

 

効率ばかり考えて

感覚を重ねていると

結局感じられる深さが

浅くなっていってしまう

 

丁寧に味わうことを

大切にしたい。

 

今日はここまで。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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