遊びゴコロ


皆さん、こんばんは。

今日は少し遊びという感覚について
語りたいと思います。

子供のころ、時間を忘れて遊びに夢中になった感覚
誰にでもあると思います。
あの感覚のままに人生を送ることができたら、
人はもっとあるがままに様々なことを表現できて
そして、より自由に生きることができるのではないかと
考えています。

世の中には沢山のルールが存在し、
様々な情報によって人々の価値観が扇動され
そしていつのまにかジブンという存在が薄くなり
人々は自分の人生を生きるということから
遠ざかっているように思います。

書籍「遊びと人間」の中で著者のカイヨワは
遊びの基本的な定義を以下の通り記述しています。

1.自由な活動
すなわち、遊戯が強制されないこと。むしろ強制されれば、遊びはたちまち魅力的な愉快な楽しみという性質を失ってしまう。

2.隔離された活動

すなわち、あらかじめ決められた明確な空間と時間の範囲内に制限されていること。

3.未確定な活動

すなわち、ゲーム展開が決定されていたり、先に結果が分かっていたりしてはならない。創意の工夫があるのだから、ある種の自由がかならず遊戯者の側に残されていなくてはならない。

4.非生産的活動

すなわち、財産も富も、いかなる種類の新要素も作り出さないこと。遊戯者間での所有権の移動をのぞいて、勝負開始時と同じ状態に帰着する。

5.規則のある活動

すなわち、約束ごとに従う活動。この約束ごとは通常法規を停止し、一時的に新しい法を確立する。そしてこの法だけが通用する。

6.虚構の活動

すなわち、日常生活と対比した場合、二次的な現実、または明白に非現実であるという特殊な意識を伴っていること。

この定義に照らし合わせて、今の自分の行き方を観察すると
いろいろと見えてくることがあるのではないでしょうか?

今日はここまで。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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