私たちは、いつも「足りない」という
恐怖の中で生きている。
今に満足せず、将来にばかり
目を向けて、今をないがしろにしている。
自分の中に理想のストーリーを掲げて
そのストーリーから
不足しているものを見つけ出し、
そしてそれを追い求め続ける。
自分の理想ストーリーが
素晴らしいものであればあるほど
このジレンマから抜けだせなくなる
そのストーリーが実は誰かの洗脳によって
構築されているのであれば、
私たちは精神奴隷として生き続けることになる。
自分ストーリーを満たすために、
自分以外の人や生物、ものをすべて
自分の夢実現手段として認識してしまう。
そんなつきあいで人と話をしているのだから、
本当のコミュニケーションなど
できるはずがない。
こうした生き方、そろそろやめないか?
私たち今のままで十分輝いている。
誰に何を言われても、そのままで十分美しい。
自分の認識の中で求め続ける人生は
たとえその夢がかなっても、
次の獲物をまた見つけて追い求める
果てしない修羅の生き方。
追い求めることを手放すと、
いろいろなことが見えるようになる。
心の底の声を聴いて、
腑に落ちたその言葉をひとつひとつ
拾ってみよう。
そこに本当のジブンのヒントがあると思う。
では、また。
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