先日、NHKのTED紹介番組で
スティーブンピンカーの
暴力にまつわる社会的通念に
関するプレゼンテーションを観た。
一般的には、古代時代は現代ほどの
虐殺や暴力がなかったと考えられているが、
時代が進むことに比例して
暴力が減少してきていることを
スティーブン・ピンカーは説明している。
ニュース配信にバイアスがかかっていたり、
かつてない情報にアクセスできる時代で
あるからこそ、目に入る情報だけで判断
することは大変危険で、きちんとした
事実に目を向けることが大切なことを
このプレゼンテーションは教えてくれる。
番組の中でも語られていたが、
人類はかつて無いほど、殺し合いをしなくなって
いるものの、他の生物との関係性は、
おそらく過去最悪の事態になっている。
私たちが本当に目を向けなければならないのは、
人類の平和ではなく、地球全体が共存できる
新しい仕組み作りなのかもしれない。
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