分離と融合


パタゴニアでの4日のキャンプを通じて
実に様々なことを学んだ。

死生観について考え、
自分の生への執着心も体感できた。

さらにこの旅で学んだことがある。

それは、分離と融合の概念だ。

少しスピリチュアル的な要素も含むが、
私たちは本来一つの存在であり、そこに
分離という概念はない。

個々の意識が発達し、エゴが生まれ
そこから分離が発生する。
分離によって、自他の意識が芽生え、
所有という概念が生まれてくる。

その結果が経済であり、戦争なんだ。

今回の文明では、様々な分離による破壊活動が
行われている。それこそ地球そのものを破壊して
しまう水準までその力は強まっている。

分離の時代から融合・統合の時代へ。

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これからの私たちの世界のキーワードの一つだろう。

大きな課題は、人は個別の意識を持っている。
生きていくためには自分のためにたべなければならない。
そうした人生プラットフォームのルールの中で
以下にユニティの時代を実現するかということだ。

今回の旅で死生観を学びながら、一つそのヒントに
なりそうな気づきがあった。

それが、「共存」と概念。

本質的には全ては一つ。
でも実際に個々の意識があり、生活があることを
考えると、それぞれのあるがままの存在を認めて
それぞれの生き方や価値観を尊重することが大切
ではないだろうか。

自然は全て共存。
山の中で風に倒されたたくさんの木々は死の象徴であるが、
同時にそれは他の生物にとっての生の象徴でもある。

共存しながら、与えられている厳しい環境に以下に適合するか。
そこに存在意義が生まれ、進化が生まれる。

分離から融合の時代へ向けて
私たちはどのような舵を切れば良いのだろうか?


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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