15:00 カウントダウンとともにレーススタート
スタート時の様子
狭いスタートゲートを約3分かけて通過。
その後河口湖湖畔をゆっくりと進む。
たくさんの沿道の応援が心地よい。
少し進むと河口湖大橋を渡る。
天気もよく、富士山も美しく見えて
しばらくレーススタートの余韻に浸っていた。
約4kmほど走ると、山登りの林道に入る。
この林道はまだ走って登れるほどの斜度なので、
ゆっくりとジョグペースで登っていく。
途中斜度が少し厳しいところで歩きを交えて、
足を温存しながら一つ目の山、標高差600mに挑む。
スタート~A1の様子
トレイルコースの入り口で渋滞が発生。。。
まるで遠足状態。下りになるまでこの状態の
行列が続く。最後尾スタートのデメリットでもある。
下りに入って思いっきりスピードをあげて
どんどん抜いていく。200人くらいはクリア
していったと思う。
前回この山を下った後は、
すでに足にかなりきていたが、
今回は難なくクリア。
トレイル用の脚づくりが功を奏したようだ。
A1エイド富士吉田へは17時34分に到着。
約3分ほどで補給を済ませ次のステージへ。
次に控えるのは杓子山。標高1597m。
今回のレースの最高峰クラスの山で
高低差約900mを駆け上がる。
昨年のSTYではこの山にすごく苦しめられたが、
今回はこちらも難なくクリア。もっと苦しむと
感じていたので、今回は調子が良いことをここで実感する。
ただ、予想外の事態がここで発生。
杓子山の下りで大渋滞に遭遇してしまう。
こんな感じ。
通常は下りでは1時間もあれば
次のエイドまで到着するのだが、
今回は少し走っては10分止まってみたいな状態で
結局ここで大幅にタイムをロスすることに。
杓子の下りは岩場が多く、ロープを使わないと
降りることができない急斜面の連続なので仕方ないと
言えばそうなのだが、それにしてもこのタイムロスは痛かった。
あともう一つ予想外の出来事が。。。
山中でパウダー型のクエン酸を補給していると
その粉が目にはいったのか、
とたんに左目の視界がおかしくなり、
みるみる真っ赤に充血することに。
左目の視界がうすく白い煙がかかっているような状態になり、
目の焦点を合わせようとしても合わせることができない。
結果、がちゃ目の状態になってしまい、
距離感がつかめない状態で
これ以降のレースを続けることになる。
結局A2エイドの二十曲峠へ到着したのが21時8分。
3時間でこの区間を走る予定が、渋滞の影響を受けて
3時間33分もかかってしまっていた。
A1~A2区間の様子
この渋滞によるロスを取り返すべく、
ここからスピードを一気に上げる。
とは言っても次のステージの石割山も
比較的急坂が多い難所。
山では慎重に脚を運びつつ、
山を降りてからロード区間で
思いっきりスピードを上げる。
A2~A3区間の様子
A3エイドの山中湖きららに
到着したのが22時17分。
タイムがもったいないので、
こちらのエイドも約5分ほどで
補給&トイレをすませ、すぐに出発。
前回はここを出たのが23時過ぎだったので、
すでに1時間以上早いペースで進んでいることになる。
次のエイドまでは距離が16.4kmと少々長め。
大小含めて6つのピークをクリアしなければならないが、
杓子山のような急坂はあまりないので、登りは早歩き、
下りは走ることを徹底する。
自分と同じペースで進むランナーが数名いたので、
そのメンバーについていくことに。
この区間をずっとこのメンバーで一緒に進んでいくことが
できたことでこの区間も約3時間の好タイムでクリアできた。
UTMF2014参戦記⑤へ続く
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