利便性の罠


私たちは
利便性の罠にはまっている

利便性があがり
生活が便利になることで
私たち人間が本来持つ感覚は
どんどん鈍化し、退化している

いろいろなモノやサービスは
私たちの生活を物理的に
豊かにしてきたが、
心が豊かになったといえるだろうか

かつて
生活は不便でも
心が豊かだった時代があった

利便性と心の豊かさは
リンクしていないんだよ

心の状態は
笑顔を観ればよくわかる

途上国の子供たちの笑顔を
みてみればいい

物質的には貧しく
決して豊かとはいえない状況で
どうしてあれだけの笑顔の
輝きを放つことができるのだろう

日本人の子供をよく観てごらん
その笑顔には何が写っているのだろう

生活水準が上がるにつれて
その利便性への依存が高まり
結果として生物としての
能力が下がるというジレンマ

私たちは
地球を傷つけてまで
その利便性を
これからも追求するのか

利便性が高まった結果
産み出された膨大な自由な時間を
利便性を生み出すために使った
様々なエネルギーを上回るだけの
何かを生み出すことに
使えているのか

よく考えてほしい

私たち人類は何がしたいのだろう。

今日はここまで。


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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