誰の問題なのか


何かの問題に
直面したとき

この問題は
「誰」の問題なのかを
まず問いてみる

自分の問題であれば
そのまま取り組めばいい

人の問題であれば
アドバイスはできるが
それを解決できるのは
本人だけであることを
忘れてはならない

人の問題を
自分の問題ととらえて
アドバイスすることには
ある種のリスクが伴う

一つはこの問題に対する
とらえ方がそもそも異なっている
ということ

もう一つは
この問題を解決した場合に
手に入れられる理想の状態に
対する認識が異なるということ

別の言語で
いくらアドバイスしても
相手には伝わらない

もし本当に誰かの問題を
解決したいのならば

相手が何を問題視しているのか
相手が何を求めているのか

この二つの認識を
きちんと合わせてから
アドバイスした方がいい

でないと、たんなるおせっかいに
なってしまう

問題解決はコンサルタントの基本
何が本質かを問うことが
とても大切

今日はここまで。

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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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