サービスの価値とは


皆さん、こんばんは。

 

昨日は体調が悪かったということで、何名かの方から連絡をいただきました。今朝になってだいぶ体調は回復しましたので、もう大丈夫です。心配かけてすいません。

今日は、朝一で先日テオーリア社の上保氏から教えていただいたキーワードマーケティングの手法についていろいろと調べていました。現在、資料請求の約9割がインターネットを介してなされているのですが、現在のラストリゾートの広告は全て顕在マーケットに対しての広告を打つことで獲得をしています。ただ、実際にはお客様自身も気づいていないような潜在マーケットがあり、そうした潜在的に海外へ行きたいと考えている層に対して、どのようなキーワードでアプローチすればいいのか、具体的に考えていきたいと思っています。ちょうど昨日訪問したリッテルの検索に関する解析技術もこのキーワード探しに一役買ってもらえそうなのですが、なにぶん雲を掴むような話ですので、もっと勉強していきたいと思います。

11時過ぎに本社を出て、新宿本店へ出向きました。これまでずっと現場で詰めてきた帰国後サポートに関する最終報告を受けるためです。パソナの鈴木氏より30分近いプレゼンを受けた後、僕、藤江さん、野村MGR、松下さん、三浦さんの5名でいろいろと質問をさせていただきました。今回は無料でちょっとしたサービスの追加提供ということではなく、他社が簡単にはまねできないようなスキームをきちんと作って、値上げも踏まえた上で対応したいと考えています。お申込いただいたお客様には、そのお客様の市場価値をきちんと測定するテストとTOEICのIPテストを受けていただいて、ご自身の現状をご認識いただいた上で、出発前に現在の就職状況や、求められているスキル、人物像などをセミナー形式で研修した上で、きちんとした課題意識を持っていただいた上で、現地に飛んでいただく、帰国後も留学の経験を活かしてきちんと就業するために必要となるノウハウをきちんとお伝えした上で、個別のキャリアカウンセリングを実施し、企業へつないていくといったことを考えています。月内には、販売方法も含めてある程度の青写真を固めますので、また、皆さんにお伝えしますね。

その後、新卒の最終面接を2名ほど実施しました。少し悩む部分もありましたが、2名とも最終面談合格となりましたので、あとは最終意思確認できちんとLRに入社いただくようにお話するだけですので、内定者を二桁にするためにもがんばります。その後、6月に入社が決まっている留学生の新卒採用の方と配属面談をして本社へ戻ってきました。(関東圏での配属になると思います。)

本社に戻ってきてから、雑務をこなしながら、ラストリゾートの商品の適正価格についていろいろと考えさせられました。先日のガイアの夜明けの影響なのかもしれないのですが、僕たちが本当にお客様に提供しているもの、サービスって何だということとそれに対してどのような対価をもらうことが本当に適正なのかということです。僕は価格にしても、経費にしても絶対額にはあまり意味を求めません。1円でも石ころを買うのであれば高いし、1万円でも100カラットのダイヤを買えるのであれば激安です。広告を出稿する場合も、あくまで費用対効果がどうかを考えます。1万円でも1件の問合せも入らなければ高い、1000万でもそれで1万件の問合せが入るのであれば、安いということです。お客様の期待値がどこにあるのか、まずは価格を見据える前にこの問題とじっくり向き合いたいと思います。

 


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この記事を書いた人

静岡県出身。東北大学工学部応用物理学科卒。
1993年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大手会計システムの設計・開発・データ移行に携わる。同社戦略グループへ配属後、医療法人システム導入PJT、大手石油会社業務改革に従事。同社を退社後、個人で複数の中小企業を相手に経営診断、営業支援を実施した後、1998年(株)ベルハート入社。発信型テレマーケティングメソッドの開発・導入指導をしつつ、1999年Bell Heart Inex Le Corp.代表として台湾へ赴任。同事業黒字化の後、代表退任し帰国。

2000年(株)ラストリゾート入社。国内拠点、海外拠点の拡大に従事。同年、同社取締役。2002年、同社取締役事業本部長就任。2006年代表取締役に就任。2009年同社代表退任後、数々の新規事業、新会社設立に参画。コンサルティングや経営参画しつつ、多くのプロジェクトに足を突っ込む根っからのお節介。
生涯調達資金額が70億円を超える資金調達のスペシャリスト。

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